三菱ふそう2019年中に自動運転レベル2導入 その後はレベル4へ「飛び級」

物流業務の効率化を目指す


2018年4月に三菱ふそうトラック・バスの社長兼最高経営責任者(CEO)に就任したハートムット・シック氏が就任会見の席で、自動運転トラックの導入に言及した。2019年中に自動運転レベル2(部分運転自動化)搭載車両を投入し、その後はレベル4(高度運転自動化)を目指す方針だ。







車両開発に必要なセンサーなどの部品は親会社の独ダイムラーと共通化し、自動運転を物流業務の効率化につなげるサービスの提案にも注力するという。また、レベル3(条件付運転自動化)を通り越してレベル4を目指す理由について、シック社長は「レベル4からユーザーは自動運転で利点を得られる」としている。

【参考】自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ 」も参照。

自動運転レベル2は、アクセル・ブレーキによる縦方向の制御とハンドル操作による横方向の制御の両方をシステムが支援する運転支援技術で、運転の主体はドライバーとなる。一方、レベル3は一定条件下でシステムがドライバーに代わって自動運転するが、システム側の要求があった際は速やかにドライバーが対応しなければならない。レベル4は一定条件下でドライバーなしの完全自動運転が可能となる。

手動・自動混在型のレベル3はドライバーの注意力が散漫になる可能性が指摘されており、開発を避ける自動車メーカーも存在する。ユーザーの利点を理由に挙げたシック社長もその点は考慮済みとみられ、ライバル社に先駆けたレベル4の開発で勝負していく方針と思われる。







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