一緒に自動運転社会の未来を創ろう! 名古屋大学の河口研究室がエンジニア募集

「Synergic Mobilityの創出」プロジェクト


出典:プロジェクト公式サイト「Synergic Mobility」より

「一緒に自動運転社会の未来を創りましょう!」

名古屋大学で自動運転の先端研究を手掛ける河口信夫教授の研究室が、未来の自動運転社会に必要とされる情報システムなどの開発に向け、エンジニアの募集を開始している。取り組むプロジェクトは「Synergic Mobility(シナジックモビリティ)の創出」。自動運転車を活用して「ヒト・モノ・サービスの移動」と「街のモニタリング」を同時に行うシステムの構築を目指している。







河口教授は、自動運転ベンチャーの株式会社ティアフォー (本社:愛知県名古屋市/代表取締役:武田一哉)で取締役も務めているほか、NPO法人の位置情報サービス研究機構(Lisra)では代表理事の立場にある。日本における自動運転サービス研究の第一人者の一人として、自動運転社会の実現に必要な位置情報や情報システムなどの研究開発に取り組んでいる。

【参考】ティアフォーは一般公道における日本初の遠隔制御型自動運転システムの実証実験を2017年12月に行い、自動運転レベル4(無人運転)の自動運転に成功している。自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ 」も参照。

プロジェクトで目指すのは「超スマートで高効率な社会を実現するシナジックモビリティ」を創りあげることだ。

自動運転車にタクシーやカーシェアリング、宅配、コンビニ、図書館などのさまざまなサービスを搭載させ、「ヒトの移動」に加えて「モノ・サービスの移動」も自動運転車が担えば、よりスマートな社会が実現できる。さらに車両に搭載されたセンサー群を活用すれば、インフラの点検・調査や人の流れや交通流の調査、地図更新情報の調査などの役割も果たすことが可能になる。

プロジェクトで統合する「ヒト・モノ・サービスの移動」と「街のモニタリング」:出典:プロジェクト公式サイト「Synergic Mobility」より

【参考】研究開発内容として掲げているのは①実証実験②連携・参画・コンソーシアム③シナジー効果④運行管理⑤データ価値創造—の5点。詳しくはプロジェクトの公式サイト「Synergic Mobility」で確認できる。

プロジェクトは国の「未来社会創造事業」にも認定されている。河口研究室を統括グループとして、東京大学の加藤真平准教授(ティアフォー創業者)のグループが「データからの価値創造」など、ティアフォーの藤居祐輔氏のグループが自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発など、Lisraの塩野崎淳氏のグループが「連携企業探索」などを進める。

■積極的にご提案を頂ける方からの応募を期待!

募集要項では、今回のプロジェクトではさまざまな言語や技術を活用することが説明され、募集ページでは「新しい技術・フレームワーク・方法論も積極的に取り入れていますので、積極的に提案いただける方を期待します」と呼び掛けている。

プロジェクトは多くの企業と連携しながら進められ、ディスカッションの場も設けられるため、多様な人脈を作るという意味でもエンジニアの方にとってとても良い機会となりそうだ。採用形態は「中途採用/社会人バイト・契約・委託」。Skypeでの気軽な応募に関する相談も受け付けている。

河口教授は自動運転ラボの取材に対し、エンジニアの方へのメッセージとして「自動運転が当たり前になった社会には、様々なサービスが必要です。これらの実世界に関わるサービスを一緒に作り上げる意欲を持った方の応募を期待します」と話している。







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