配車アプリの米アーケード・シティー、タイなど東南アジア8カ国に進出へ

創業者「ウーバー撤退の穴を埋める」


米アーケードシティ社が進出する東南アジアの国の一つのバンコク

ライドシェアアプリ事業を手掛ける米アーケード・シティー(Arcade City)社はこのほど、東南アジア8カ国に進出すると発表した。アメリカのライドシェア・配車事業大手のウーバーが東南アジア事業から撤退したことを受け、この地域での事業展開を加速する意向だ。Vulcan Postが4月13日付で報じた

進出するのはカンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム。アーケード・シティー社の創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるクリストファー・デイビッド氏は、SNS(ソーシャルネット・ワーキング・サービス)「Medium」(メディウム)に、「わが社はウーバーが抜けた穴を埋めることができ嬉しい。全世界のドライバーと乗客は素晴らしい真の選択肢にワクワクしていることだろう」と投稿した。







アーケード・シティーは2016年5月、米テキサス州オースティンに設置されたスタートアップ企業。設立当時はウーバーが同地から撤退した直後で、これにより失業していたドライバー1万人を囲い込んで事業を拡げた経緯がある。現在までに積極的にビジネスを拡大し、現時点の会員数は4万3000人超に上っている。

■「ギルド」方式でドライバーを起業家として位置付け

アーケード・シティーの事業モデルは大手配車アプリとは一線を画す。

各社が自社でドライバーのネットワークを管理する中、アーケード・シティーはドライバーを「起業家」として位置付け、ドライバーが自前の輸送事業を展開できるよう促している。具体的には、地域ごとに「ギルド」と呼ばれるドライバーのグループを作り、このグループが各ドライバーを管理する仕組みだ。ギルドは各地域の事情に沿った営業戦略を構築している。

米国以外でも事業を進め、2017年8月にはフィリピンで試験事業を開始。同国でドライバーのネットワークを構築している段階だ。さらに東南アジア地域での展開を進めている。アーケードのホームページはこちらから閲覧できる。







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