電通と東京海洋大学が2019年9月初旬、陸上交通と水上交通を組み合わせたMaaS実証に臨む。
陸上交通ではソフトバンクとトヨタの共同出資会社「MONET Technologies」が提供する配車プラットフォームを活用し、水上では東京海洋大学が提供する自動運航船「船らいちょう Ⅰ」で移動するスキーム。電通が提供する船着場利用管理システム「Triangle Connect」も活用する。
報道発表によれば、陸海空で自動運転技術の連携が進むことを見据えた実証実験だという。電通は「成果を踏まえ、関係者と協力しながら各種ソリューションを効果的に連携させるパッケージ開発を行い、国内外に広げていきます」としている。
実証実験の場所は東京都港区海岸周辺で、実施日は9月4日と5日の2日間。国土交通省が後援する予定だという。
実証実験2日目の午後3時からは東京都内で総括討論会を行い、東京海洋大学の清水悦郎教授が「自動運転技術による水陸マルチモーダルの可能性について~実証結果を踏まえた今後の展望~」と題した講演を行う予定。
総括討論会への参加は無料。詳しい情報は8月20日に「https://www.suitown.jp/」に掲載予定だという。
【参考】関連記事としては「パイオニアと東京海洋大学、3D-LiDAR活用して自動運転船を実現へ」も参照。
AI自動運転車両の「目」で船舶も無人化!パイオニアと東京海洋大 3D-LiDAR活用、海難事故防止に貢献 https://t.co/FOnIrCecYM @jidountenlab #船も自動運転化 #3DLiDAR #パイオニア
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) December 24, 2018