ぜひ読んでおきたい「自動運転今昔物語」 著者は津川定之教授

1970年代に「知能自動車」



実際の道路を走行することを前提にした自動運転システムを日本で初めて構築したのは、通産省工業技術院(当時)の機械技術研究所に所属していた津川定之教授とされている。1970年代のことで、その当時は「知能自動車」と名付けられていたようだ。


この津川教授が書いた「自動運転今昔物語」が興味深い。いまも自動車技術会のウェブサイトから読むことができる。URLは「https://www.jsae.or.jp/~dat1/mr/motor15/mr200235.pdf」だ。

1939年にゼネラルモーター(GM)が世界博で展示した未来の自動運転システムのことから、1960年代、1970年代の自動運転システムについて詳しく触れられている。関心がある人はぜひ読んでみてほしい。

津川教授については名城大学のウェブサイトにインタビュー記事が掲載されているので、こちらも一読してみてはいかがだろうか。URLは「https://www.meijo-u.ac.jp/sp/sodate/20131105_5486.html」だ。

【参考】関連記事としては「【最新版】自動運転車の実現はいつから?世界・日本の主要メーカーの展望に迫る|自動運転ラボ」も参照。



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