地図大手の株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市/代表取締役社長:髙山善司)は2019年5月19日までに、日産のインテリジェント高速道路ルート走行機能「プロパイロット2.0」に、同社の3D高精度地図データが採用されたことを発表した。
ゼンリンは報道発表で、同社の3D高精度地図データを使用することで、高速道路の詳細な道路計上などを事前に把握できることに言及。このデータを車載センサーのデータと合わせて使用することで、車両の正確な位置の把握が可能になることも説明している。
発表によれば、今回採用されたゼンリンの3D高精度地図データは、ダイナミックマップ基盤株式会社の3次元地図共通基盤データをベースに、ゼンリンが独自に収集・整備した情報を加えた地図データだという。
ゼンリンは「(今後も)正確で利用価値の高い地図情報、位置情報を整備・提供することで、安全・安心な交通社会の実現と自動運転技術の発展に貢献することを目指します」としている。
【参考】関連記事としては「自動運転向けの地図、世界と日本の開発企業まとめ ダイナミックマップの業界動向」も参照。
AI自動運転向けの地図、世界と日本の開発企業を一挙まとめ 次世代自動車時代のコア技術の一つに https://t.co/e6LwgduqJj @jidountenlab #自動運転 #地図 #ダイナミックマップ
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) February 17, 2019