長野のスタートアップ、自動運転の小型無人ローバーを発売 イーエムアイ・ラボ社

人間が入れない場所の内部も確認可能



出典:イーエムアイ・ラボ社プレスリリース

無人ロボットの研究開発事業などを手掛ける長野県のスタートアップ企業「株式会社イーエムアイ・ラボ」(代表取締役:西教生)は2019年5月19日までに、農業や建設業の現場で使用可能な小型自動運転無人ローバーの販売を開始したと発表した。

EMI-LAB社は2019年2月設立。発売を開始したのは2種類のローバーで、「内部に人間が入れない構造物の点検が可能な小型ローバー」と「果樹農薬散布用のローバー」だとしている。ともに販売価格は公表されていない。


前者のローバーは、直径が30〜40センチほどの水道管や下水管などでも利用でき、搭載しているカメラとライトで内部の状態を確認可能だという。後者のローバーは容量50リットルのタンクを搭載していることも特徴で、農業従事者の負担を大きく軽減するとしている。

公式サイトによると、EMI-LAB社はオーダーメイドのドローン製作やコンサルティング事業、AI(人工知能)システムプログラムの研究開発や販売も手掛けている。詳しくは「公式サイト」からも確認できる。


関連記事