「自動運転ロボット×農業」のレグミン、NVIDIAの支援対象に認定

高度なGPUツールやノウハウ提供



自律走行型ロボットを活用して農業の効率化を目指す株式会社レグミン(本社:東京都中央区/代表取締役:成勢卓裕、野毛慶弘)は2019年4月17日までに、米NVIDIAのAI(人工知能)スタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたことを発表した。


NVIDIA Inception Programは、AIとデータサイエンスで産業に革命を起こそうと試みるスタートアップ企業を後押しするNVIDIAの取り組み。スタートアップ企業の製品開発やプロトタイピング、導入などのステップにおいて、NVIDIAの持つノウハウやGPU(画像処理半導体)ツールのほか、エキスパートによるトレーニングなどの機会も提供されるというものだ。

■農業の新たな形を実現

レグミンが開発を進める自律走行型の農業ロボットは、LiDARによる正確な農地のマッピングとGPS(全地球方位システム)による高精度な測位を組み合わせて自動運転用のマップを作成し、地磁気センサーやステレオカメラなどで障害物を避けながら走行するというもの。

レグミンは農業について、収益性の低さと参入の難しさ、高負荷な労働環境という3つの問題により、深刻な後継者不足に陥っていると指摘しており、今後、AIやロボットを活用した新しい農業の形を実現し、農業界を活性化することを目指している。

【参考】関連記事としては「自動運転技術で小松菜栽培を自動化!レグミンが1億円資金調達」も参照。



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