経済産業省、「自動走行IT人材戦略」の取りまとめを発表 イベント開催や教材開発を推進

制御系からセキュリティ系まで幅広い人材需要



経済産業省は2019年4月8日、「自動走行IT人材戦略」を取りまとめたことを発表した。自動車技術会が主催した「自動運転AIチャレンジ」のようなイベントを拡大し、情報系の学生や自動車業界とは別の業界からトップ人材を引き付けることなどを目指していく。


そのほか、「自動車業界×IT」の人材エコシステムの構築を目指し、「自動走行ソフト開発スキル標準」(スキル標準)に準拠した民間・大学講座や教材の開発を進めていくことにも触れている。

同省は報道発表で、CASE(コネクテッド、自動運転、シェア・サービス、電動化)の潮流が自動車業界で進展する中、制御系や知能系、情報系、セキュリティ系など幅広い分野でIT人材の必要性が高まっていると説明している。

自動走行IT人材戦略の取りまとめは、自動走行ビジネス検討会の人材戦略ワーキンググループが行った。詳しくは「自動走行IT人材戦略」と「自動走行IT人材戦略(参考資料)」から確認できる。

【参考】関連記事としては「【激論・自動運転】「値」で示す法律を、「AIの行儀」も重要 自動運転AIチャレンジでディスカッション」も参照。



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