中国の「トラック版ウーバー」、近く1000億円規模の資金調達か ソフトバンクなどと交渉、との報道

荷主と運転手をマッチング



中国のトラック配車アプリ最大手の満幇集団(フル・トラック・アライアンス・グループ)が近く、10億ドル(約1100億円)規模の資金調達を実施する見込みとなっている。報道などによれば、日本のソフトバンクや中国のテンセントと交渉中とされている。


  1. 自動運転トラックの開発状況&企業まとめ 利点は? 実現はいつごろ?
  2. 米スタートアップのエンバーク、AI自動運転トラック16万キロ走破で実用化目前
  3. 米ライドシェア大手ウーバー、AI自動運転トラックの開発終了
  4. 自動運転トラックは「転移学習」で進化 米NVIDIAのAI動画に秘める可能性

同社は2017年11月創業。満幇集団はこれまでにもソフトバンク・ビジョン・ファンドやグーグル系投資ファンドなどから資金調達をしており、トラックの運転手と荷物を送りたい人をマッチングさせるアプリを開発している。

報道などによれば、中国を走る幹線輸送トラック約700万台のうち約520万台が満幇集団に既に登録されている。中国においては満幇集団は「トラック版ウーバー」とも呼ばれ、その存在感を増しつつある。


関連記事