ボルボ・カーズ、自動運転でウェイモと戦略的パートナーシップ契約

電気自動車プラットフォームにWaymo Driver導入





スウェーデンの高級自動車ブランドであるボルボ・カー・グループは2020年7月2日までに、Google系の自動運転開発企業であるWaymo(ウェイモ)との戦略的パートナーシップの締結について発表した。







ボルボの配車サービス向けの電気自動車プラットフォームに、ウェイモの自動運転技術「Waymo Driver」を導入することを目指し、協力する。今回の締結で、ウェイモはボルボが進める完全自動運転技術開発の独占的パートナーになるという。

Waymo Driverは、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたウェイモ独自の自動運転システムで、2020年3月までに第5世代のシステムが発表されている。

第5世代のシステムには、「自動運転の目」と呼ばれるLiDARや高性能カメラ、レーダーなどが搭載され、360度監視が可能なほか、約300メートル離れている物体との距離や方角、大きさなどを認識できるという。

■ウェイモとの提携でボルボ・カーズの技術開発は大きく前進?

ボルボ・カーズは2020年5月には、LiDAR開発ベンチャーの米企業Luminarと提携し、LiDARと検知技術を次世代型車両に導入していく計画を発表している。

このLiDARは2022年から自動運転に対応可能なハードウェアとして提供される予定で、高速道路上での完全自動運転技術が実現することになるという。こうした技術の実用化において、Waymoの自動運転技術が活用されることが考えられる。

自動運転領域で業界をリードするウェイモは、2018年12月に世界で初めて自動運転タクシーの商用サービスを開始し、既に一部のユーザーに対してセーフティドライバーすらも同乗しない完全無人のサービスを提供している。

そんなウェイモとの今回の提携はボルボ・カーズにとっては、同社が今後展開する車両への自動運転技術の搭載に向け、大きな前進となったはずだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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