トランジットの「隙間ツアー」、自動運転車ならいつでも出発可!

無人だから待機中の人件費なし





海外旅行へいったとき、トランジット(乗り継ぎ)の待ち時間は退屈なもの。そんな人のためにトランジット用の観光バスツアーが用意されている空港もあるが、乗った飛行機がそのツアーの出発時刻に合うように必ず到着するわけでもない。







こうした点が自動運転時代には大きく変わるかもしれない。

■自動運転車なら常時待機できる

例えば、トランジットツアー用の自動運転タクシーや自動運転バスが空港内の駐車場に待機し、トランジット客が利用したいときにオンデマンドでいつでも利用できるようになったらどうだろう。有人運転のタクシーやバスだとこうはいかない。待機している間も人件費が掛かるからだ。

さらに言えば、トランジット客が観たい場所や楽しみたいコンテンツ、次に乗る乗り継ぎ便の出発時間などを入力すると、自動で車両側のAI(人工知能)がルート設定をしてくれればもっと便利だ。個人個人の趣向に合わせたオリジナルツアーをトランジット客は楽しむことができる。

こうしたアイデアを出すと、「たった1人(もしくは複数人)のためのトランジットツアーに1台の車両を使うとはなんて効率が悪いんだ」「つまりさぞかしツアーの料金が高くなるだろう」という声が出てくるかもしれない。

しかし心配ご無用。自動運転時代は車両の移動コストが10分の1になると言われている。これは人件費が掛からないことが主な理由だ。低料金のトランジットツアーでもツアーの提供側は採算をとりやすくなる。

■今ならフロンティアになれる

このように、自動運転技術は世の中にあるさまざまな課題を解決する。自動運転トランジットツアーのように、今まで退屈だった時間をわくわくする時間に変えることだってできるのだ。

そしてこうした自動運転技術を活用したサービスは、まだほとんど誰も取り組んだことがない領域だ。今は奇抜と感じるアイデアでも他の人より先に取り組めば、その分野のフロンティアに今からなら十分なることができる。

【参考】関連記事としては「自動運転ラボ、2019年に読まれた「コラム」ランキング」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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