イーロン・マスク氏「完全自動運転、2021年にテスラの顧客に」 達成に自信

目標時期を約1年延ばした形に



テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)=出典:Flickr / Daniel Oberhaus (CC BY 2.0)

米EV(電気自動車)大手テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は、2020年12月1日に行われたインタビューの中で、「私は(自動車の)完全自動運転化を達成できる自信があり、来年にはテスラの顧客にそれを届けることができるだろう」と語った。

その機能を使った公道での走行に向けては、規制などの障壁があることに触れたが、「少なくとも複数のエリアでは完全自動運転が来年には許可されるだろう」と語った。







完全自動運転化についてマスク氏は、2020年中旬に実現時期について「2020年末まで」という目標を掲げていた。そのため目標時期を約1年延ばした形となる。ちなみにマスク氏は2019年には2020年末までに100万台のロボタクシーを公道で走らせる計画も口にしていた。

ちなみにテスラは「FSD(Full Self Driving)」のβ版の提供を開始しているが、いまはまだ完全自動運転機能には達していない。

■マスク氏は大風呂敷を広げる人物ではあるが…

イーロン・マスク氏の発言については、過去に自動運転ラボでも「名言?迷言?自動運転、テスラのイーロン・マスクCEO発言5選」で紹介しているので参考にしてほしい。

マスク氏は大風呂敷を広げる人物であることは間違いないが、テスラが自動運転で有望企業であることも間違いない。時価総額が右肩上がりの状況である上、自動運転技術を搭載する車両自体も自社で開発していることも大きい。これはWaymoとは異なる状況だ。

2020年ももうすぐ終わるが、2021年のマスク氏の発言にも引き続き注目していきたい。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)









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