タクシー乗務員は”生産性”が低い職業…は昔の話 MOVとdodaが採用プロジェクト

AI需要予測ソフトを使えば新人でも…



出典:DeNAプレスリリース

ネットサービス大手の株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長兼CEO:守安功)=DeNA=が提供するタクシー配車アプリ「MOV」(モブ)と、人材大手のパーソナルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:峯尾太郎)が手掛ける転職サービス「doda」(デューダ)が、タクシー乗務員向けに新たなプロジェクトを立ち上げた。

このプロジェクトは、MOVのタクシー乗務員向けAI需要予測サービス「お客様探索ナビ」を活用した生産性の高い労働スタイルなどを紹介し、タクシー乗務員としての新しい働き方をdoda主催のマッチングイベントや求人広告などを通じて広く浸透させていくというものだ。







■人材不足が顕著なタクシー業界

現在タクシー業界は人材不足が顕著となっている。厚生労働省が2019年9月に発表した統計によると、自動車運転手職の有効求人倍率は3.09倍となり、全体平均の2倍以上の数値を記録している。

タクシー乗務員に人が集まらない理由は、長時間労働の勤務体系や歩合制による収入などが不安視されているためだ。従来のタクシー乗務員は個人の知識と経験に応じて営業走行していたため、収益に個人差があった。

そんな中、DeNAは「お客様探索アプリ」を活用すれば新人でも効率よく売上を高めることが可能となることをアピールしている。こうした認識が広がればタクシー乗務員になることを目指す若年層も増え、タクシー業界の人材確保につながる。

まず最初の取り組みとして、お客様探索ナビを導入するタクシー事業者による乗務員採用イベント「DREAM DRIVER Meet Up at横浜」を、dodaが2020年2月8日に開催するという。

【参考】関連記事としては「タクシーのAI需要予測、提供相次ぎスタート!DeNAの「MOV」も」も参照。

■タクシー業界で進むイノベーション

タクシー業界では乗客の利便性向上なども視野にさまざまな改革に向けた動きが顕著だ。2019年後半には「事前確定運賃」の取り組みも始まり、ホテル料金のような「ダイナミックプライシング」(変動料金制)や「乗り放題タクシー」なども検討されている。

こうしたイノベーションが進むことでタクシーの利用者も増えていけば業界はもっと潤っていく。そして業界への注目度も高まっていき、求職者も増えるはずだ。MOVのお客様探索ナビもこうしたイノベーションの一つで、タクシー乗務員に対しても業界に対しても貢献度は大きい。







関連記事