SkyDriveの空飛ぶクルマ事業、1946年創業の三栄工業が「黒子」に

施設・設備の共同開発を正式に発表



出典:SkyDriveプレスリリース

「空飛ぶクルマ」を開発する株式会社SkyDrive(本社:東京都新宿区/代表取締役CEO:福澤知浩)は2021年5月14日までに、建設・住宅事業などを展開する三栄工業と、空飛ぶクルマ関連の施設・設備の共同開発を進めることを発表した。

三栄工業は愛知県豊田市に本社を置く1946年創業の企業で、これまでSkyDriveの事業理念に共感し、開発拠点の整備を支援してきた経緯がある。そんな中での今回の共同開発に関する発表は、これまでの関係性をさらに強化しようというものだ。







世界各国で開発が進められる空飛ぶクルマという新たなモビリティ分野で、世界の開発メーカーと真っ向勝負を繰り広げているSkyDrive。そんなSkyDriveのエアモビリティ事業は、三栄工業という心強い「黒子」の支援を受け、さらに前進していくことになりそうだ。

■SkyDriveのエアモビリティ事業を下支え

SkyDriveは有志団体CARTIVATOR(現Dream-On Management)から派生する形で2018年7月に設立された。2020年8月には、日本の民間企業で初となる4分間の有人飛行を実現させている。

現在はさまざまな事業パートナーと連携しながら空飛ぶクルマの開発に取り組んでおり、将来的に空飛ぶクルマを輸送や遊覧、観光、医療など幅広い分野で活躍させることを目指している。

三栄工業はトヨタの本社工場の建設工事や機械設置に携わってきた実績がある企業で、SkyDriveとは共同で空飛ぶクルマの運搬器具の製造を行ったほか、空飛ぶクルマ専用の屋内飛行試験場の構築も行った。

SkyDriveの福澤知浩CEO(最高経営責任者)は今回の発表にあたり、「(三栄工業には)日本で前例がないことであっても『ぜひやりましょう』と言ってご協力いただきました」とコメント。確かな信頼関係を滲ませた。

三栄工業の神谷光典社長は「誰もが空を走る自由を作り出して、世界を変える。人の暮らしをもっと豊かにしようという高い志に感銘を受け、当社の培ってきた技術と経験に情熱を加え、共同開発とサポートをして参りました」とコメントしている。

■先端プレイヤーを支える「黒子」の存在に注目

空飛ぶクルマや自動運転の業界で世界から注目される企業が日本にも存在する。空飛ぶクルマの分野であればSkyDriveがその1社だ。

こうした企業にはスポットライトが当たりやすいが、そうした企業を支えている企業も存在していることを、改めて感じさせる今回の発表だった。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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