【CES 2021】パイオニア、3Dマップ技術、3D-LiDARなどアピール

高度な自動運転実現や新たな移動体験に寄与



出典:パイオニア・プレスリリース

電機メーカー大手のパイオニア株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役:矢原史朗)は、2021年1月11〜14日(米東海岸時間)の日程でオンライン開催中の技術見本市「CES 2021」において特設ページを開設し、自社の最先端技術や製品を世界に向かってアピールしている。

具体的には、自動運転での活用を見据えた3Dマップ技術や、自動運転で目の役割を果たす3D-LiDAR技術などだ。パイオニアがいま次世代モビリティ向けの製品開発を強化していることが改めて鮮明になった。







▼パイオニアのCES 2021特設サイト
https://jpn.pioneer/ces2021/

■「未来の移動体験を創ります」をテーマに出展

CESは1967年からスタートした世界最大級の技術見本市で、毎年1月に米ラスベガスで開催されている。前回の「CES 2020」には世界約160カ国から約18万人が訪れ、約4,600社の出展企業による2万以上の新製品・サービスが紹介された。

2021年は新型コロナウイルスの影響で初めて完全オンラインで開催されており、パイオニアは「未来の移動体験を創ります〜Creating the Future of Mobility Experiences〜」をテーマに、自動運転社会の実現に向けたソリューションなどを紹介している。

パイオニアのCES 2021特設サイトから、CES 2021で同社がアピールしている技術やソリューションを紹介していく。

3D Map Technology

CES 2021で紹介されたパイオニアの3Dマップ技術は、パイオニアの子会社でデジタル地図を手掛けるインクリメントPによるものだ。

3Dマップは、調査車両に搭載した3D-LiDARで計測データを収集し、集めたデータを1つの三次元点群データに統合することで初期データが作製され、さらに車線中心線や区画線、道路縁、標識などの道路構造物の地物データも付加し、高精度地図として完成させる。

3D-LiDAR Innovation

パイオニアが提供する3D-LiDARはコンパクトサイズであることが特徴の1つだが、高速スキャニングで高密度な点群データを取得し、障害物を高い精度で検知することができる。

さらに独自のソフトウェアと組み合わせることにより、「物体検知・認識・トラッキング」「3次元データ生成・変化点抽出」などのソリューションも提供しており、自動運転のほか、多彩な分野で活用することが可能だという。

■【まとめ】自動運転向け事業が新たな柱に!?

自動運転にも照準を合わせて事業展開を行っているパイオニアは、「モビリティ領域の次世代プラットフォーマー」となることを目指している。

提供している技術が日本の自動車メーカーだけではなく海外でも採用されれば、3Dマップや3D-LiDARの取り組みを新たな事業の柱にできる。今回のCES 2021のオンライン開催を通じ、どれだけ海外企業に同社の製品がアピールできたか、気になるところだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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