自動運転でニーズ!賢い「小型ステレオカメラ」開発、ミナトとITD Labが共同で

2020年度中の市場投入を目指し





電子機器製造のミナト・アドバンスト・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:相澤均)が、ステレオカメラを開発するITD Lab株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:柴垣卓男)との間で、新たな「小型インテリジェント・ステレオカメラ」の開発・販売について共同で推進することを決定したと2020年6月14日までに発表した。







両社は2017年5月に業務提携契約を締結し、共同でのインテリジェント・ステレオカメラの開発と多様な用途での実証実験を実施している。これまでの活動から両社は、特に自動搬送装置(AGV)=無人搬送車=などの自動運転中の障害物監視における3次元領域監視センサーへの高いニーズを認識した。

障害物監視における高い安全性へのニーズを背景に、ITD Labの持つステレオカメラ・アルゴリズムを活用して早期にインテリジェント・ステレオカメラを商品化できるよう、両社で取り組む。

両社が共同で開発・投資する小型で軽量のインテリジェント・ステレオカメラは、3次元領域での障害物監視センサーとしての用途を想定している。左右レンズ間距離は従来のものより3分の1以下となる。2020年度中の市場投入を目指し、販売活動も共同で進めていくという。

■ステレオカメラは不可欠な要素技術に

ミナト・アドバンスト・テクノロジーズが属するミナトホールディングスは、産業機器用途向けメモリーモジュールなどの設計・製造・販売事業をはじめ、デバイスプログラミング・ディスプレイソリューション関連事業、システム開発関連事業などを多様に展開する。

ミナト・アドバンスト・テクノロジーズは特に電子機器製造・開発において強みを持つ。

ITD Labは2016年設立の東京工業大学発のスタートアップだ。ステレオカメラの開発や製造、販売などのほか、ステレオカメラ技術や自動運転システムに関するコンサルティングも請け負う。

ステレオカメラ技術を用いた超高速3次元距離測定システムは、独自の超高速アルゴリズムによりリアルタイムの測距が可能で多分野での活用が期待されている。

自動運転車にとってステレオカメラは不可欠な要素技術になっていくと考えられる。両社が実証を続けてきたからこそつかんだニーズを満たす小型インテリジェント・ステレオカメラの出来上がりが待ち遠しい。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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