見た目は風の谷のメーヴェ!JAL、兵庫県養父市でドローン輸送実証

テラドローン社が技術協力





出典:日本航空プレスリリース

日本航空株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長:赤坂祐二)=JAL=と兵庫県養父市は2020年1月29日までに、ドローンを活用した地域課題解決を目指す連携協定を締結すると発表した。JALは今後、業務用ドローン開発を手掛けるテラドローンの技術協力の下、養父市で小型固定翼ドローンを使った物資輸送の実証実験を行う。

実証実験の目的は、緊急時などに輸送が困難となる山間地域への新たな物流サービスを構築することだ。小型固定翼ドローンで災害応急支援物資を約25キロ離れた病院から診療所付近まで運搬し、検証を行う。実験時期は2020年春ごろを予定しているという。







JALとテラドローンは2019年夏からテラドローン開発のドローン運航管理システム「Terra UTM」を活用し、こうした実証実験の準備を進めてきた。今回使用される小型固定翼ドローンは滑走路を必要とせず、少ないエネルギーで長距離飛行ができることが特徴だという。

ちなみに報道発表ではドローンの画像も公表されているが、人気ジブリ映画「風の谷のナウシカ」に登場する飛行装置「メーヴェ」にそっくりだ。

■ドローン輸送、各地で実験相次ぐ

物流業界におけるドローンを活用した実証実験は、最近各地で盛んに行われるようになってきた。

例えば、楽天は2019年7月から離島配送プロジェクトを開始している。東京都猿島の対岸にあるショッピングモールの商品を観光客がスマートフォンで注文すると、ドローンが届けてくれるというものだ。一般消費者向けのサービスとして注目が集まる。

また全日本空輸(ANA)もこれまでに、ドローンを活用した離島間の配送実証を長崎県の五島列島で実施している。対象エリアではこれまでに買い物のために他の島へ移動する必要があったが、ドローンが代わりに商品などを輸送してくれれば便利だ。

こうした取り組みは海外でも活発化している。安全な自律航行が可能になれば物流業界における人手不足の問題も緩和されるため、業界からの期待感が大きい。







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