自動運転における「フォールバック(fallback)」とは?

システムの機能を制限した状態で稼働





自動運転における「フォールバック(fallback)」とは、自動運転から運転の権限が運転者に委譲されるまでの間、自動運転システムの機能を制限した状態で稼働させることを指す。







国土交通省自動車局が2018年9月に公表した「自動運転車の安全技術ガイドライン」の中でも、「自動運転車の安全性に関する要件」における「(2)自動運転システムの安全性(P4〜5)」において触れられている。

具体的には、想定されたODD(運転設計領域)内で緊急時以外はシステムが運転操作を担う「自動運転レベル3」において、フォールバックによって安全に運転を継続させる必要があることを明記している。

このフォールバックという概念は自動運転以外でも従来より使われている。例えば通信システムの場合は、新しい通信方式が使えなくなった場合に別な旧式の通信システムに切り替える、といった具合だ。

ちなみに、フォールバックを経て運転が人間に引き継がれない場合に車両を安全に自動で停止させる「ミニマル・リスク・マヌーバー(MRM)」の設定も、自動運転レベル3の車両には求められる。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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