自動運転実証「常連組」のアイサンテクノロジーが新拠点!3D地図の計測事業など強化

自動運転実証実験車両も常設





出典:アイサンテクノロジー社プレスリリース

測量ソフト開発のアイサンテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:加藤淳)は2020年5月5日までに、新拠点「アイサンテクノロジー・モビリティセンター」を名古屋市内で開設することを発表した。

この新拠点の開設によって、高精度3次元地図の計測事業の強化と自動運転技術の実用化へ向けた取り組みなどをさらに前進させたい考えとみられる。







アイサンテクノロジーは、「測る」技術を通じて豊かな未来の社会基盤づくりに貢献するという経営理念のもと、50年以上にわたって位置情報分野において事業を展開してきた。最近では自動運転実証の「常連組」としても知られ、存在感を高めている。

新拠点の開設によって、品質向上や省工程へ向けた実践的な技術開発や、技能者の育成と継承などにも取り組む。MMS(モービルマッピングシステム)事業本部の事業推進拠点として、MMSと自動運転実証実験車両も常設するという。

■アイサンテクノロジーの新拠点、業界としても注目

自動運転実証の常連組であるアイサンテクノロジーの新拠点だけに、今回のニュースは業界にとっても注目のトピックスだ。ちなみに昨年末から今年にかけても、アイサンテクノロジーは積極的に自動運転関連の取り組みを行っている。

2019年11月には、岐阜市内で初めて実施された市主催の小型自動運転車の走行実験に協力している。実証実験は市民の自動運転技術への認知向上を目的として実施され、アイサンテクノロジーは高精度3次元地図データの提供や自動運転車両の提供と走行を担った。

自動運転実証への参加だけでなく、他社との協業にも前のめりな姿勢で取り組んでいる。2020年1月には長野県塩尻市やティアフォー、損害保険ジャパン日本興亜、KDDIなどと包括連携協定を締結し、同市における自動運転技術の実用化と地域の交通課題の解決などを目指す取り組みをスタートさせている。

■【まとめ】技術実用化に向け精力的に

いち早く自動運転に目をつけ、打つ手を緩めないアイサンテクノロジー。地道な取り組みによってすでに同社は自動運転の業界関係者の中では広く知られた存在だ。今後の取り組みも期待される。

【参考】関連記事としては「アイサンテクノロジー、岐阜初の自動運転実験に協力」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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