ライドシェアの時給、「パチンコ店」超えか

歩合含め「3,000円以上」も可能?



大都市部を中心に、日本版ライドシェアの求人の掲載が盛んに行われている。時給2,000円台+歩合給といった待遇も珍しくなく、アルバイトの中では高待遇とされるパチンコ店を超えるケースも出てきた。


副業として高収入を得るチャンスが眠るライドシェアドライバー。気になる求人案件を紹介していこう。

編集部おすすめサービス<PR>
車業界への転職はパソナで!(転職エージェント)
転職後の平均年収837〜1,015万円!今すぐ無料登録を
タクシーアプリは「DiDi」(配車アプリ)
クーポン超充実!「無料」のチャンスも!
新車に定額で乗ろう!MOTA(車のカーリース)
お好きな車が月1万円台!頭金・初期費用なし!
自動車保険 スクエアbang!(一括見積もり)
「最も安い」自動車保険を選べる!見直すなら今!
編集部おすすめサービス<PR>
パソナキャリア
転職後の平均年収837〜1,015万円
タクシーアプリDiDi
クーポンが充実!「乗車無料」チャンス
MOTAカーリース
お好きな車が月々1万円台から!
スクエアbang!
「最も安い」自動車保険を提案!

■東洋タクシー有限会社/週1日からOK!ライドシェアドライバー/時給1,700円~3,000円

埼玉県鴻巣市の東洋タクシーは、主にさいたま市内で運行するライドシェアドライバーを募集している。時給1,700円~3,000円で、10人以上の採用を予定している。

週1日、週2~3日、土日祝のみの勤務もOKで、1日当たり最大6時間(実働時間4~5時間)勤務する。時間帯は火~木曜が00:00~06:00、金~日曜が17:00~06:00で、希望する時間帯をアプリから入力する。勤務可能時間は、最大でも週20時間未満となる。

学歴不問で副業・Wワークも可能。応募要件として、ドライブレコーダーとETCカード、車内スマホスタンドを備えた4ドア以上のマイカー(軽車両や商用車は不可)が必要なほか、免許取得から1年以上経過しており、過去1年以内に重大事故が無いことが求められる。


日本版ライドシェアエリアでは、鴻巣市は「埼玉(県南中央)」に含まれる。さいたま市や川口市などと同エリアで、2025年9月中旬までの登録ドライバー数は308人、稼働台数1万1,168台、運行回数5万1,480回とライドシェア需要が高いエリアだ。

■株式会社与野交通/スキマ時間でライドシェアドライバー/時給1,350〜3,000円

さいたま市桜区の与野交通は、営業エリア「さいたま市南部」でライドシェアドライバーを募集している。
時給1,350〜3,000円で、内訳は基本時給1,350円、経費時給350円、そして歩合時給(1時間当たりの営業収入額―3,000円)×60%となっている。

参考までに、9月度の給料は、平均時給1,839円、平均勤務時間4時間38分だったという。

勤務時間は火~木曜00:00~06:00、金~日曜17:00~06:00で、このうち1乗務につき4~5時間、1週間20時間未満で勤務する。


シフト制で、アプリで好きな時間を選んで稼働時間を登録する。一般のタクシーのように「流し」で客を探す必要はなく、待ち時間は安全な場所で駐車待機する。

応募要件は、自動車免許取得後1年以上経過している一般ドライバーで、違反点数累積4点以内、乗務に耐えうる健康状態、ドライブレコーダーを搭載したマイカー(軽車両や商用車不可)が求められる。

利用客は、出勤時の飲食店スタッフや終電を乗り過ごした人、帰宅する会社員、酔客などで、タクシーが捕まらない時間帯はすごく喜んでもらえるという。

■日本交通株式会社板橋営業所/シフトサイクル原則自由/時給2,000円以上

日本交通は、東京都板橋区(板橋営業所)でライドシェアドライバーを募集している。2026年4月15日までの期間限定で時給2,000円以上+歩合給の待遇だ。

時給の内訳は、基本時給1,400円、燃料手当300円、通信手当100円、特別手当200円の計2,000円で、研修(10~15時間)中は時給1,250円となる。日収例としては、4時間勤務で16,000円を売り上げた場合、1万400円(時給2,600円)となる。週に何回働くかは自由で、1乗務3時間からでもOKという。

シフト・勤務時間は、平日朝シフト(7:00~11:00/通勤ラッシュ)、金曜夕方シフト(16:00~20:00/退勤ラッシュ)、土曜夕方シフト(16:00~20:00)、土曜深夜シフト(0:30~4:30/終電後)、日曜昼シフト(10:00~14:00/レジャー)から選ぶことができる。土曜深夜シフトは割増運賃で、最も効率的に稼げる人気枠という。

取得後1年以上の普通自動車免許が必須で、自家用車の持ち込み(規定あり)が求められる。ドライブレコーダーなどの各種設備は会社負担で貸与する。車両の定期点検費用(法定費用を除く)も会社が負担する。

乗務に必要な保険も会社負担で加入し、採用時と定期的な健康診断も無料で実施している。キャリアサポートとして、正社員への登用制度も用意している。

■会社名非公開/週2回勤務で月10万以上/時給2,100円以上

会社は非公開だが、東京23区で広くライドシェアドライバーを募集している企業もある。時給2,100円+歩合給、研修中は時給1,200円となっている。副業として月10万円以上も可能としている。

週1回以上、1日4時間以上から勤務可能で、月~金曜7時~11時、金曜16時~20時、土曜0時~4時、16時~20時の時間帯で1時間単位で勤務できる。

普通自動車第一種免許取得から1年以上運転経験があり、68歳以下、普通自動車(軽自動車不可)の自家用車(4~5人乗りの4ドア車、本人名義でなくても可能)を持っていることが条件となる。

■日本版ライドシェアの概要

タクシー会社の管理下でサービス提供

出典:日本交通プレスリリース

日本版ライドシェアは、一般ドライバーが自家用車を活用し、タクシー事業者の傘の下、輸送サービスを提供する制度だ。正式名称は「自家用車活用事業」という。

運行可能なエリアや時間帯などは国が決めており、事業に参画するタクシー会社の管理のもと、一般ドライバーがサービスを提供する。つまり、一般ドライバーはタクシー会社にパートなどの形で雇用され、あらかじめ規定された時間帯の中から働きやすい時間を選んで働く格好だ。

二種免許は不要で、各社から一定の研修を受けた後、アプリからの配車依頼を対象にサービスを提供する。流し営業などは禁止されている。

■【まとめ】日本版ライドシェアの進化は続くのか?

大都市部を中心にタクシー供給不足が依然として続いているようで、ライドシェアドライバーの出番も多いようだ。企業によるが、歩合が付くと1時間当たり3,000円を超すこともあるようで、副業としての魅力はなかなか高いようだ。

一方、地方ではそれほど時給は高くなく、「稼ぎ」の面ではそれほど魅力は高くないかもしれない。ただ、稼働率が低いため、自家用車内での待機が続いても時給が発生する点はポイントとなるかもしれない。

日本版ライドシェアの進化は一旦停止している感が強いが、日本における本格版ライドシェアの道は現状閉ざされており、タクシー需給の穴を埋める存在として日本版にかかる期待は大きい。

多くの企業が正規ドライバーへの道を用意しており、「タクシードライバーお試し制度」としての意味合いでも効果を発揮し、ドライバー不足解消の一助となることに期待したい。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




関連記事