
米国で自動運転タクシー(ロボタクシー)サービスを展開しているGoogle系の自動運転開発企業Waymo(ウェイモ)。ドライバーレスでの自動運転走行を行っており、米国だけでなく世界の自動運転開発を率いる存在であるが、たびたびトラブルを起こすことでも知られている。
最近では、走行中に対向車線に入り周囲の車両のドライバーがパニックになる様子がSNSに投稿された。逆走のトラブルは以前にも報告されており、再びの目撃談だ。Waymoの自動運転車は工事現場の渋滞を回避しようとして、一時的に逆の車線へ入り込んでしまったようだ。
その後、正しい車線に戻り衝突事故は免れたが、場合によっては重大事故を引き起こしていたかもしれないような出来事だった。
【参考】関連記事としては「自動運転車の事故、日本・海外の事例まとめ」も参照。
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■工事中のイレギュラーな車線で誤判断?
Waymoの自動運転車が誤進入している様子がTikTokに投稿されている。Waymoの後続車に乗っていた人物が撮影していたようだ。エリアについての言及はない。
以下の説明が添えられた動画には、夜間にWaymo車が走行する様子がとらえられている。
I’m glad we stayed calm. This Waymo tried to get around traffic in a construction zone and went into the makeshift lane for oncoming traffic(冷静でいられてよかった。このWaymoは工事区間の渋滞を回避しようとして、対向車用に仮設された車線に入り込んでしまった)
工事中のためか渋滞しており、ゆっくりと進んでいたが、突然Waymo車が左ウインカーを出し、対向車線に入ってしまう。
@crapricrumb I’m glad we stayed calm. This Waymo tried to get around traffic in a construction zone and went into the makeshift lane for oncoming traffic 🫣 #waymo #driverlesscar #fyp
後続車に乗っていた人たちは「オーマイガー!」と悲鳴を上げている。幸い、Waymo車はすぐに元の車線に戻ったため衝突は避けられたが、対向車はすぐ近くに迫ってきている状況であった。
当時、路上は工事中であり、本来の車線とは違う仮の車線が設けられていたようだ。そのためWaymoの自動運転システムが勘違いをしたと考えられる。しかしドライバーレスで運用している以上、イレギュラーな状況であっても安全に走行することが求められる。
■自動運転開発のリーダー企業でもトラブル
Waymoの自動運転車は、各種カメラや「自動運転の目」と呼ばれるLiDAR、レーダー、ダイナミックマップなどにより自動運転走行を可能にしている。現在、米国の多くの都市でロボタクシーサービスを展開しているWaymoだが、便利な反面、想定外の状況には対応できない、または判断を誤るといった事態もたびたび発生しているようだ。
2025年12月にSNSに投稿された動画でも、テキサス州オースティンでWaymoのロボタクシーが逆走している様子を見ることができる。周囲の車は慎重にWaymo車を避けながら走行し、事故を回避した。「オースティンではよくある日常だ」との市民の声もあり、Waymo車が危険走行することは地域住民には見慣れた光景になっているのかもしれない。
また同じく2025年12月に、カリフォルニア州サンフランシスコで大規模停電が発生し市内の信号機が停止、Waymoのロボタクシーが交差点で立ち往生する事態となった。この時も重大な事故には至らなかったが、非常時のWaymoの安全性について怪しむ市民も増えたかもしれない。
【参考】関連記事としては「Googleの自動運転タクシーが「逆走」!まるで高齢者」も参照。
■日本でのロボタクシー導入は成功するか!?
Waymoは現在、アリゾナ州フェニックスやカリフォルニア州サンフランシスコ・ロサンゼルス、テキサス州オースティンなどで完全ドライバーレスでのサービス提供を行っている。そして2026年には東京でもサービスを開始予定だ。
道が狭く入り組んでいる場所も多い日本で、すぐにドライバーレスになるということは考えにくいが、慎重な国民性もあり自動運転というだけで危険だと思う人も多そうだ。まずは一つ一つ、課題をクリアした上での運用が望まれる。
【参考】関連記事としては「Googleの自動運転タクシー、東京で来年展開か」も参照。












