注目案件、続々と登場!自動運転&MaaS、気になる求人4選【2023年12月】

大手企業グループからベンチャーまで



自動運転車の実証実験や試験運用がますます増えた2023年。2024年は自動運転の実装がさらに加速すると予想される。







自動運転ラボ恒例の「気になる求人」記事の2023年12月版では、各社が公開している案件から、特に注目したい自動運転&MaaS案件をピックアップして4つ紹介していく。

■ゲキダンイイノ合同会社:自動走行モビリティ制作・運用手伝い

関西電力グループのゲキダンイイノ合同会社(本社:大阪府大阪市/代表:嶋田悠介)は、時速5キロの低速モビリティサービス「iino(イイノ)」を提供している。同社は案件の拡大に伴い、モビリティの開発や自動走行エンジニアリングを中心に、正社員のほかインターンやアルバイトを随時募集中だ。

職種としては、営業・マーケティングやソフトウェアエンジニア(自動運転モビリティ)、メカ・電気設計エンジニア、制作スタッフ(木工・鉄工)、実証実験サポートスタッフとなる。勤務形態は変形時間労働制で、シフトはあるが、直前の変更可能といった自由な働き方ができそうだ。試用・研修期間は無いという。

関西電力は2019年1月から、時速5キロの自動走行モビリティを活用した、移動空間サービスの事業化に向けた技術・実証実験を行ってきた。その後2020年2月にゲキダンイイノ合同会社を設立し、iinoの開発を行い、同年10月からサービスを開始した。

iinoには、大型商業施設などの敷地内や都市における歩行者エリアでの移動手段として活用する「type-S」と、観光地やリゾートホテルにおけるラグジュアリー体験向けの「type-R」の2種類がある。走行する空間の演出や、その場所でしか体験できないコンテンツの提供により、利便性だけでなく娯楽性や快適性も兼ね備えた移動を実現するという、新しい視点でのモビリティとなっている。

https://jp.indeed.com/viewjob?jk=c96fbe9c1133eb5c&tk=1hi12kdvfj6r1800

■ティアフォー:エンジニア(新卒)

自動運転スタートアップのティアフォーは、新卒のエンジニア採用を行っている。学生時の研究内容や経験、意向に応じて、技術本部内での職種を検討するという。

応募には何らかのシステム開発経験が必須となる。そのほか、チームでの開発経験や技術関連の大会出場経験、カンファレンスでの発表経験、技術レベルの英語・日本語スキルがあると歓迎される。

勤務地は東京都品川区の同社東京オフィス、年収500万円以上となっている。履歴書には、現在の研究テーマやプログラミング経験、所属研究室、共有可能な開発に関する成果などの記載が必要だ。

https://herp.careers/v1/tier4/JuAKt2xT4fLn

■ネクスト・モビリティ:MaaS事業の運行支援・推進チーム

西日本鉄道と三菱商事が共同で出資するネクスト・モビリティは、AI(人工知能)活用型オンデマンドバスの自主運行事業や、オンデマンドバス・サービスのソリューション提供型事業を手掛けている。

現在募集しているのは、AI活用型オンデマンド交通システムを導入決定した顧客に対する業務担当者だ。具体的には、AI活用型オンデマンドバスの導入決定先における運行体制構築業務、クライアントの運行体制確立に向けた業務先般や、導入後のマーケティング・業務改善支援業務、オンデマンドバスシステムの導入決定先におけるプロジェクトマネジメント業務、新規事業・商品開発などを行う。

応募資格として、システム業界または事業会社でのシステム導入などの経験、カスタマーサクセスなどの自社サービスの顧客導入・定着支援業務経験、新商品の開発推進経験優れた論理的思考力・コミュニケーション力・チームワーク力のいずれかが必須となる。勤務地は福岡県福岡市、年収は400〜600万円。

https://mid-tenshoku.com/job/j-23787251/

■KINTOテクノロジーズ:my routeのプロジェクトマネジメント

KINTOテクノロジーズは、トヨタグループが提供するMaaSプラットフォーム「my route(マイルート)」のプロジェクトマネジメントを担当する人材を募集している。グループ会社のトヨタファイナンシャルサービスとの窓口を担い、要件定義など開発の上流工程を担うようだ。

具体的な業務内容として、my routeのモバイルアプリまたはバックオフィス業務で利用するウェブサイトのプロダクトマネジメント、ビジネスサイドとプロダクトの方向性をすり合わせロードマップを策定、関係者と要件・仕様を整理しプロダクト開発を推進、開発案件の工程管理などのプロジェクトマネジメントといったことが挙げられている。

応募の際は、BtoCのWebサービス領域における、5年以上のプロダクトマネジメント経験もしくはプロジェクトマネジメント経験のほか、事業と開発チームの間に立ってプロダクトの改善を実施した経験、システム開発のプロジェクトマネジメントの経験、要件定義、基本設計書などのドキュメント作成の経験が必須だ。

勤務地は東京都中央区・千代田区の同社オフィスで、コアタイム無しフルフレックスタイム制度での勤務となる。年収は790万〜1,200万円。

https://hrmos.co/pages/kinto-technologies/jobs/1811937538128224312

■【まとめ】周辺サービスの求人が増加中

2023年は、自動運転の実装が本格的に始まってきた。2024年は自動運転車自体の開発などの求人のほか、MaaSや関連サービスなどにまつわる求人もますます増えていくことが予想される。大手企業傘下の開発各社での求人も多い。

関連技術や実務経験がある人は、今が転職のチャンスかもしれない。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)









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