空飛ぶクルマの研究開発者も!自動運転&MaaS、気になる求人4選

夢のあるプロジェクトに参加できる?



新型コロナウイルスの感染拡大が収束していない中でも、企業による自動運転技術の開発やMaaSプロジェクトの企画は積極的に行われており、関連求人件数はここ最近、過去最高を更新し続けている。


本記事では自動運転ラボ恒例の「気になる求人」記事の2021年5月版として、自動運転分野やMaaS分野などにおける求人として注目したい案件をピックアップして紹介する。

■本田技術研究所:空飛ぶクルマの研究開発者を募集

ホンダの先行開発を担う本田技術研究所は、空のモビリティに関する研究開発者を募集している。

「システムズエンジニアリング・MBSE」「空力」「制御・システム」「構造」「艤装・メカニカルデザイン」「安全」などの領域の中から、応募者の経験・スキルを活かせる業務を任せるという。

ちなみに同社では、「ワイガヤ」と呼ばれるワイワイガヤガヤな社風が魅力的だとのことだ。


https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3004839565

■UTエイム:CMOSイメージセンサーの製造人材を募集

人材派遣事業などを展開しているUTエイムは、自動運転技術の鍵となる「CMOSイメージセンサー」の製造に携わる人材を募集している。勤務先は自動車関連メーカーで、学歴・職歴は不問だが、手当なども含めれば月収40万円以上も可能とのことだ。

UTエイムは募集要項で「半導体製造装置をつかったイメージセンサーの生産は、経験や勘よりも正確さが求められる世界」としており、こうした経験はイメージセンサーのメンテナンスを担うサービスエンジニアでも活かせることなどを強調している。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3004883680


■Mobility Technologies:リードデザイナーを募集

タクシー配車アプリを展開しているMobility Technologiesは、幅広いデザインを主導する「リードデザイナー」を募集している。

現在、広告やブランディングも担うことができるリードデザイナーの需要は大きくなっており、給与も高めに設定されていることが多い職種でもある。

募集条件にはモビリティ業界の経験は含まれていないので、モビリティ業界の流れに乗りたいデザイナーの方々はぜひ検討してみてほしい。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3004942147

■パイオニア:採用・ブランディングマネージャーを募集

MaaSや物流など新たな領域での事業展開や他業種との協業を加速させているパイオニアは、採用・ブランディングマネージャーを募集している。

同社は現在、安全運転領域におけるSaaS事業やMaaS事業の拡充を進めており、そのプロジェクトのための人材確保に動いている状況だ。IT業界で人事を担当してきた人などからも注目を集めそうな案件だ。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3004968965

■【まとめ】挑戦を考えているなら早めに検討を

自動運転分野、MaaS分野、そして空のモビリティに関しても、さまざまな求人案件が出るようになってきている。いずれの分野も将来有望な市場とされており、挑戦を考えているならぜひ早めに検討を開始したいところだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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