国土交通省、自動運転車両への対応で車検制度改正へ

電子装置の機能確認必須に



自動運転車両の実用化を見据え、国土交通省が自動車の車検制度を改正する方針を固めた模様だ。産経新聞が2019年2月21日に報じた。


国土交通省はこれまでにも、現在の車検制度が自動運転で搭載される電子装置の機能確認に対応していないことを説明しており、新たな検査手法の検討を進めていることを明らかにしていた。

自動運転レベル3(条件付き運転自動化)を想定した道路交通法の改正案が今国会に提出される見込みとなっていることから、同省はこれに合わせて車検制度の改正も急ぎたい考えだ。

さまざまな技術が積まれる自動運転車の車検に対応するために、自動車の整備工場もしっかりとした準備が必要となりそうだ。

【参考】関連記事としては「国会開幕、遂に道交法の改正案提出!自動運転レベル3想定、オリンピックでトヨタなどのデモ可能に」も参照。



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