カナダ政府は自動運転技術の振興に向け、同国企業として世界に知られるブラックベリー社に4000万ドル(約44億円)を投入する。政府系ファンドを通じて資金投入する形とみられ、世界的に開発レースが激化する新領域でカナダの存在感をブラックベリー社を通じて高めたい考えとみられる。
ブラックベリー社は、元々はスマートフォン向けに開発していた技術を自動運転向けに活用し、車載ソフトウェア「QNX」の収益が好調な状態が続いている。有名どころでは、中国において自動運転開発をリードする百度(バイドゥ)や英自動車販売大手のジャガー・ランドローバーなどがクライアントだ。
カナダ政府はブラックベリー社の自動運転事業が成功させ、国内での雇用増加にもつながたい考えとみられる。
【参考】関連記事としては「カナダのブラックベリー社、自動運転事業で収益増 車載ソフトウェア「QNX」部門が好調」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 1, 2018