地下鉄レールを舗装し、地下高速道路を建設し、自動運転車を走らせる——。こんな構想が米ニューヨークで話題になっている。米Archinectが報じた。
ニューヨーク市評議委員会では、これからの都市は自動運転技術の普及も見据えて都市計画を進めていくべきである、という意見が挙がっている。新技術の出現とともに都市部では最も効果的な交通手段に対して資金を投入するべきだ、という声も多いという。
そうした議論の中で関心が集まった案が、ニューヨークの地下鉄レール上を舗装して地下高速道路を建設し、自動運転車の専用道路にするというものだ。この方法だと、最大多数の人を最小スペースを使って運用することができるという。
果たしてこのような新たな交通機関モデルは、現在の公共交通機関の代用になり得るのだろうか。「非現実的なアイデア」という声も多く挙がっているようだ。ニューヨークは渋滞が酷い。こうした妙案は今後まだまだ生まれてくるかもしれない。