2018年3月に自動運転走行試験中に死亡事故を起こした米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズは、2018年8月から米ピッツバーグ市などで公道における実証実験を再開する。同社が2018年7月11日に明らかにした。
ウーバーの死亡事故をめぐっては、運転席に乗車していた監視員が事故直前まで人気テレビ番組などを視聴していたことが明らかになっている。ウーバー自体は警察の協力に全面的に協力し、再発防止に向けた取り組みを続けてきた。
実証実験の開始にあたり、これまで雇用してきた係員約100人との契約を解除し、自動運転における緊急操作などのノウハウを訓練で得た専門員を使っていくという。ウーバーは公道実験の実施の遅れを早期に取り戻したい考え。
【参考】ウーバーの死亡事故については「未来のアナタの姿…かも ウーバー担当者が死亡事故直前にTV視聴、自動運転中に|自動運転ラボ 」も参照。
未来のアナタの姿…かも ウーバー担当者が死亡事故直前にTV視聴、自動運転中に https://t.co/SYDSd4jiYc @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) June 26, 2018