転職で年収アップ!?自動運転&MaaS、気になる求人4選【2022年11月】

小糸製作所、いすゞ中央研究所・・・



自動運転・MaaS業界において、参入各社は事業を拡大させるため、依然として人材採用を強化しており、求人数は増加している。


自動運転ラボ恒例の「気になる求人」記事の2022年11月版では、各社が公開している案件から、特に注目したい自動運転&MaaS案件をピックアップして紹介していく。

■小糸製作所:各種センサーの組み込みエンジニア

自動車用照明製造大手の小糸製作所では、ソフトウェア開発に従事するエンジニアを募集している。ADB(Adaptive Driving Beam)システムやLiDAR、カメラなど各種センサーの量産化に向けた開発だという。

具体的には、自動運転関連のセンサーやカメラ類の製品開発、次世代ランプの製品開発を担うようだ。同社は自動運転レベル4以上に対応可能なセンシングを目標にしている。

最終学歴は高等専門学校、または大学・大学院以上が求められる。C、C++でのプログラミング経験が必須だ。勤務先は愛知県豊田市にある豊田支店だという。


https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3007121927/

いすゞ中央研究所:自動運転や安全装置のシステム設計エンジニア

いすゞ自動車グループのいすゞ中央研究所では、設計から制作、評価までの一連の流れを見る、自動運転や安全装置のシステムエンジニアを募集している。5人ほどのメンバーで複数の研究テーマに対し、テーマリーダーのもとで業務を行う。いすゞ自動車や外部の研究機関などとも連携して業務を進めていくようだ。

応募にあたり、ロボティクス・制御に関する知識と経験、ROS・C++・Pythonの経験、MATLAB・Simulinkの経験のいずれかが必須となる。最終学歴は大学または大学院以上が求められる。自動運転やAGV(無人搬送車)、ロボット、車載アプリケーションの開発経験があればなお良い。勤務先は神奈川県藤沢市にある本社だという。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3007102651/


■CBcloud:BizDevのマネージャー候補

物流関連企業のCBcloudは、事業開発に関するマネージャー候補を募集している。他業種や他業界の企業との戦略的協業により、会社の新たな収益源を生み出していくことを担うという。同社のビジネスモデルや戦略的取り組みにおけるエキスパートになることを期待されている。

大学または大学院以上の最終学歴が必要で、スタートアップ業界での就業経験が5年以上と、営業・ビジネスデベロップメント・パートナーシップマネジメントの5年以上の経験が必要だ。予定年収は650万円〜と高めに設定されている。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3007055789/

■Terra Drone:運航管理システムのバックエンドエンジニア

ドローンの運航管理システムの開発などを手がけるTerra Droneでは、ドローンや空飛ぶクルマの空の道となる運行管理システム「Terra UTM」のバックエンド開発全般を担うエンジニアを募集している。具体的には、Terra UTMのサーバー設定やネットワーク構築、インフラ設計・運用、マイクロサービスの設計・開発、リリース作業、実証実験対応などを担う。

主にAWSやKubernetes、Terraform、Go、Pythonのスキルを活用する担当のようだ。学歴は不問で、PythonまたはGoを活用した開発スキルがあれば応募できる。現時点では世界的に確立されていないドローンの運行管理技術の確立やルール策定などに携わることができるという。一部の仕事はリモート対応も可能なようだ。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3007059693/

■年収アップのチャンスがゴロゴロ!?

今回紹介した案件以外にも、自動運転・MaaS業界には多種多様な案件がある。日本では転職で年収を大きく伸ばす人も少なくない。特に自動運転・MaaS業界では競争が激しさを増しているため、転職に伴って年収が上がるチャンスもゴロゴロしている。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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