2020年4月に創業した株式会社LexxPluss(本社:神奈川県川崎市/代表取締役:阿蘓将也)はこのほど、「自動搬送ロボットの導入分析サービス」を先着15社限定で無償提供すると発表した。自動搬送ロボット導入による費用対効果のほか、人手不足による事業運営のリスクも分析するという。
サービスの基本分析プランは通常5万円で、対象期間中の先着15社はこの料金が無料になるという。期間は5月末まで。
■ボッシュ出身者のスタートアップ
LexxPlussは独自動車部品大手ボッシュに勤めていた阿蘓将也氏が起業したスタートアップ。事業内容としては自動搬送ロボットソフトウェアやハードウェアの開発などが掲げられており、開発したロボットをオープンソース化していることも特徴だ。
阿蘓氏はボッシュで約2年間自動運転開発に携わり、その後、日本向けの自動バレー駐車・コネクテッドカー開発の技術リーダーに就任した。自動運転やモビリティ分野を通じて技術者を育成するコミュニティ「Deep4Drive」の代表も務める。
■新サービスで自動搬送ロボットの活用後押し
新型コロナウイルスの感染拡大により、物流現場や製造企業では感染対策や人手不足などで課題を抱えている。LexxPlussの「自動搬送ロボットの導入分析サービス」はそんな困難な状況を脱する一つの手段として、自動搬送ロボットの活用を後押しするものだ。
新サービスの提供対象者としては、物流倉庫や製造工場などにおいて現場の自動化を進めたい、自動搬送ロボットの費用対効果を知りたい、人手不足によるリスクを把握したい、などと考えている企業の担当者を想定しているようだ。
自動搬送ロボットの導入を検討しているものの、既存のシステムとの連携に不安があったり、自動化のノウハウを持っていなかったり、コストがネックだったりと導入に尻込みをしていた事業者にとって、この分析サービスは大いに役立ちそうだ。
【参考】関連記事としては「若手有志Deep4Drive、自動運転レースでの世界一目指しクラウドファンディング」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 30, 2019