中国で自動運転ミニ清掃車両「Viggo」の活躍が話題になりつつあるようだ。既に北京、天津、上海などの都市にある大学や工場、公園、アミューズメントパークなどで計100台以上が導入されているという。
Viggoは自動運転の「目」と呼ばれるLiDAR(ベロダイン製)を搭載しており、周辺の障害物や人を検知できるようになっている。Viggoの開発企業は「Idriverplus」。同社は交通以外の分野で自動運転技術の応用に力を入れている企業として知られている。
ベロダインが2019年7月10日に発表したプレスリリースの中では、Idriverplusがシンガポール、ドバイ、マレーシアなどの地域と戦略的な提携関係を結んでいることに触れられており、中国からほかの国への展開も見込まれているようだ。
プレスリリースの中でIdriverplus社のZhang Dezhao最高経営責任者(CEO)は「当社は自律運転が単なる交通手段となるだけでなく、生活に不可欠になるという将来のビジョンを持っています」とコメントしている。
【参考】関連記事としては「白線ロボットや動くイス… 自動運転はクルマだけじゃない!」も参照。
白線ロボットや動くイス… 自動運転はクルマだけじゃない! https://t.co/ZusJFCpDb0 @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 30, 2018