米ゼネラル・モーターズ傘下のGMクルーズが年内を予定していた自動運転タクシー(無人ライドシェアシェアサービス)のスタートが延期されることが、2019年7月25日までに分かった。
GMクルーズの最高経営責任者(CEO)であるダン・アマン氏が明らかにした。無人タクシーの安全度を一層高めるための延期とみられている。延期後のスタート目標時期については触れていない。
同社は米サンフランシスコで自動運転のテスト車両を増やす計画を発表しており、グーグル系ウェイモに続く商用サービスの開始に期待が高まっていた。
GMクルーズに関しては2019年に入り、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)やホンダなどから11億5000万ドル(約1260億円)の追加出資を受けることが発表されるなどしており、自動運転領域におけるユニコーン企業(時価総額が10億ドル以上の非上場企業)として、世界的に注目が高まっている。
【参考】関連記事としては「GMと子会社クルーズの自動運転戦略を解説&まとめ 実現はいつ?」も参照。
80年前の「自動運転構想」結実へ…GMバーラ女史が描く青写真は 鍵握る"2兆円"子会社…トヨタ自動車打倒し"世界一"返り咲きなるか https://t.co/iD86PjRpoW @jidountenlab #GM #自動運転 #女性社長
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 17, 2018