次世代交通として注目される「空飛ぶクルマ」を開発中の東京大学発スタートアップ「テトラ・アビエーション株式会社」(本社:東京都文京区/代表取締役:中井佑)が、いよいよ「1/1サイズ」の1人乗り型試作機の製作に乗り出す模様だ。
同社はこのほど5000万円の資金調達をDrone Fundなどから行い、この資金を使って1/1サイズの試作機を製作する。同社は現在、米ボーイング主催の空飛ぶクルマの国際コンテスト「GoFly」で勝ち進んでおり、この試作機の製作は最終ステージ「飛行審査」に向けたもののようだ。
テトラ・アビエーション社は2018年6月に創業。コアメンバーは学生や元大手重工メーカーの社会人など10人で、20人以上の協力メンバーもいる。各メンバーの専門領域は素材や航空力学、航空機エンジン、デザイン、ソフトウェアなどと多様で、報道発表では「オープンイノベーション型の異能集団」という表現を使っている。
【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは? 仕組みや技術、必要なインフラなど|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 30, 2018