タイヤ内部での発電で、デジタルツールの電源に——。住友ゴム工業と関西大学の谷弘詞教授が開発した技術がユニークだ。
開発したのはタイヤの回転によって電力をさせる技術で、「将来的に、この技術は各種デジタルツールの電源としての活用が期待されます」としている。
今後、自動運転車やコネクテッドカーが一般的になれば、電気の重要度は一層増す。さまざまなソフトウェアや通信機器、センサーを正常に動かすために、必要不可欠だからだ。
発表によれば、タイヤの内側に静電気を利用した発電デバイスを設置し、回転によって電力を発生させる仕組みだという。
同社は今回の技術開発について「将来的にバッテリー不要のデジタルツールを活用したサービス創出に貢献できるものです」としている。
【参考】関連記事としては「住友ゴムと群馬大、自動運転レベル4時代のタイヤサービスを共同開発」も参照。
住友ゴムと群馬大、自動運転時代のタイヤサービスを共同開発 「パンク発生時などに対応するもの」 https://t.co/sVz7BSpr29 @jidountenlab #住友ゴム #群馬大学 #自動運転 #タイヤ
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 12, 2019