空飛ぶクルマ開発中のテトラ・アビエーション、NVIDIAが支援へ

NVIDIA Inception Programのパートナー企業に



空飛ぶクルマ」の開発企業であるテトラ・アビエーション株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役:中井佑)は2019年10月31日、米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)のAI(人工知能)スタートアップ支援プログラムである「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたことを発表した。


このNVIDIA Inception Programは、エヌビディアがAIやデータサイエンス領域のスタートアップ企業に対して技術サポートなどを提供するというもの。ハードウェアの付与やマーケティング支援、技術トレーニングなどもサポート内容に含まれる。

テトラ・アビエーションは現在、来年2月末に開催される国際航空機コンペ「GoFly」の最終飛行審査に向け、1人乗りの航空機の開発に力を入れている。具体的にNVIDIA側がどのような支援を行うかは報道発表内容からは分からないが、まずはこの飛行審査に向けて支援を提供するものとみられる。

空飛ぶクルマの開発は海外企業のほか、日本国内でもCARTIVATORなどの組織が開発に取り組んでいる。そんな中でテトラ・アビエーションは2023年に空飛ぶクルマを実用化させることを目指している。

【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは? 仕組みや技術、必要なインフラなど|自動運転ラボ」も参照。



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