上空のシェアサービスを手掛ける2014年設立のベンチャー企業・株式会社トルビズオン(本社:福岡県福岡市/代表取締役社長兼CEO:増本衛)は2019年7月8日までに、総額2500万円の資金調達を実施したことを発表した。
資金調達により、上空シェアサービス「sora:share」の拡大とユーザビリティ向上に関する取り組みを継続して行うという。資金調達は株式会社Kipsが設立したベンチャーファンド「The Independents Angel投資事業有限責任組合」から行った。
sora:share公式サイト:https://www.sorashare.com/
同社はドローン市場の拡大や空飛ぶタクシーの実現を見越し、上空シェアサービスを国内でいち早くスタートさせた。具体的には上空の利用許可を売買するというもので、同社は「ドローン航行のための空中権取引を促進し、手数料を収益化します」としている。
ちなみに日本では民法207条で「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ」とされている。このため同社は上空シェアサービスによるマッチングによって、第三者が許可を得てドローンを飛行させやすいようにしたい考えだ。
発表によれば、同社は損保ジャパン日本興亜とともに最大1億円まで補償可能な「sora:share保険」も共同開発している。
【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは? 仕組みや技術、必要なインフラなど|自動運転ラボ」も参照。
空飛ぶクルマ実現への5つの壁…基礎解説&開発企業まとめ AIや自動運転の技術活用、トヨタ自動車や日産も参入?|自動運転ラボ https://t.co/zB4a6yNJno @jidountenlab #空飛ぶクルマ #解説 #まとめ
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 30, 2018