自動運転車両が逆走事故を起こした横浜シーサイドラインは2019年8月27日、再発防止対策案の有効性が国土交通省設置の検討会で確認されたこと受け、8月31日から自動運転を再開すると発表した。
横浜シーサイドラインの逆走事故の原因は、進行方向についての情報を伝達するケーブルが断線していたこととされている。このケーブルの断線により、本来は正しい方向に進むだった車両が逆走し、事故に至った。
同社は原因がこうした点だと判明したことを受け、進行方向の回路が異常をきたした場合には車両が出発できない仕組みを導入し、その状況を司令所内からも確認できるようにした。さらに二重の対策として、万が一異常が発生した状態においても車両が動いたときに備え、非常ブレーキが即座に稼働するしくみも実装した。
報道などによると、再開後しばらくは保安要員が車両内に同乗し、いつでも車両を緊急停止できるようにする。
【参考】関連記事としては「【解説】見直すべきは「自動運転」にあらず シーサイドライン事故から考える」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) June 6, 2019