PKSHA Technology、MONETコンソーシアムに加入 MaaS領域に注力

アルゴリズムの社会実装を目指す



人工知能(AI)開発企業の株式会社PKSHA Technology(本社:東京都文京区/代表取締役:上野山勝也)=パークシャテクノロジー=は2019年6月23日までに、トヨタとソフトバンクの共同出資会社MONET Technologiesが設立した企業連合「MONETコンソーシアム」に加入したことを発表した。







PKSHA TechnologyはAI技術や自然言語処理などに強みを持つ企業で、同コンソーシアムへの参加はMaaS領域でのサービス展開の加速を目指してのことだという。

同社は「参画を通じて、多種多様の参加企業と連携しながら、モビリティMaaS領域における事業創造を推進してまいります」としている。

■アイドラの買収についても発表

同社はまた、駐車場機器の製造販売や駐車場運営事業を手掛け、IoT機器を全国に配置しリアル空間のデータをクラウドにつなげる株式会社アイドラの全株式の取得についても発表している。このこともMaaSに関連した動きで、MaaS領域におけるアルゴリズムの社会実装に向けた買収になるという。

同社は「アイドラ社の事業は将来的にMaaS領域のラストワンマイルを担うものであると同時に、当社グループが開発するアルゴリズムソフトウエアとの事業シナジーが強く、両社の協業により多様な収益モデルの展開が可能となります」としている。







関連記事