AI配送最適化など手掛けるオプティマインド、2018年5月期は純損失362万円 名古屋大学発スタートアップ

第3期、利益剰余金は377万5000円のマイナス



出典:官報

AI(人工知能)を活用した物流の最適化研究など手掛ける株式会社オプティマインド(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:松下健)の第3期決算(2018年5月31日現在)が、2018年9月6日付の官報に掲載されている。

当期純損失は362万円で、当期までの利益や損失の累計である利益剰余金は377万5000円のマイナスとなっている。当期純利益と利益剰余金を含む各数字は以下の通り。


▼資産の部(単位:千円)
流動資産 99,003
資産合計 99,003

▼負債及び純資産の部(単位:千円)
流動負債 661
固定負債 1,117
株主資本 97,224
資本金 51,000
資本剰余金 50,000
資本準備金 50,000
利益剰余金 △3,775
その他利益剰余金 △3,775
(うち当期純損失 3,620)
負債・純資産合計 99,003

オプティマインド社は2015年6月に設立された名古屋大学発スタートアップ企業。世界的にも注目される最適化アルゴリズムの技術を有しており、公式サイトでは自社事業を「組合せ最適化、機械学習などの技術を用いて、『どの車両が、どの訪問先を、どの順に回ると最適か』という配送ルート最適化の領域を中心に事業を展開しています」としている。第4期の決算にも注目が集まる。

【参考】関連記事としては「名古屋大界隈、AIや自動運転で日本最強説 スタートアップ続々」も参照。



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