株式会社小糸製作所(本社:東京都港区/代表取締役社長兼COO:三原弘志)は自動運転用LiDAR(ライダー)を開発するドイツ企業のBlickfeld社と共同で、ヘッドランプに内蔵する小型LiDARの検討を開始したと発表した。
LiDARは「自動運転の目」とも呼ばれる、3次元(3D)観測が可能な高性能なレーザーセンサーで、従来の電波式に比べより正確な検出が可能だ。自動運転向けの製品として研究開発が加速しており、高機能で小型の製品が次々に登場している。
小糸製作所によると、同社のヘッドランプとBlickfeld社のLiDAR技術を組み合わせることで、高性能なLiDAR統合型のヘッドランプユニットを車両に搭載することが可能になるという。
小糸製作所は2019年1月に米ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市・技術展「CES 2019」において、車両四隅のヘッドランプとリアランプにLiDARを搭載した全方位型のセンサ内蔵ランプを出展するなど、高性能なLiDAR技術に関する研究に力を入れている。
【参考】LiDARについては「LiDARとは? 自動運転車のコアセンサー 機能・役割・技術・価格や、開発企業・会社を総まとめ|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 26, 2018