京都の光響、中国Hesai Photonics製LiDARの販売開始 「自動運転の目」であるコアセンサー

レーザー光の干渉防止機能付き



Hesai Photonics Technology社製LiDAR=出典:光響プレスリリース

レーザー商社の株式会社光響(本社:京都府京都市/代表取締役:住村和彦)は2019年5月13日、中国Hesai Photonics Technology社が開発する自動運転用LiDAR(ライダー)の販売を開始したと発表した。

Hesai Photonics Technology社は2013年に米シリコンバレーで設立された企業で、LiDARの開発・製造を手掛けている。発表では、同社のLiDARの強みの一つがレーザー光の相互干渉を防ぐ「干渉防止機能」が付いていることとされている。


そのほかの性能としては、10%の反射率でも対象物を長距離(200メートル)で測定できることも紹介されている。用途としては、自動運転車両のほか、高精度3Dマップや自律型ロボティクスなども挙げている。

また発表では、Hesai Photonics Technology製のLiDARは自動運転分野向けでは世界売上で第2位だとされている。


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