国土交通省はこのほど、2019年10月30日に2019年度の第1回目となる「都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会」を実施すると発表した。
国交省ではこれまでに、自動運転技術が都市にどのような影響を与える可能性があるかを抽出・整理しており、10月30日に開催する検討会では「自動運転が普及した時代における、駅前広場をはじめとする『交通結節点』のあるべき姿について議論します」としている。
同検討会の座長は、早稲田大学創造理工学部の教授である森本章倫氏が務める。そのほかには9人の委員がおり、名古屋大学や群馬大学、法政大学、横浜国立大学などの教授などが名を連ねている。
ちなみに過去に行われた検討会では、自動運転社会における駅前広場の在り方について「自動運転技術による、車両のための空間の自由度の向上等のメリットを最大限活かせるよう、適正な駐停車空間の配置や、様々な新技術の活用を図るとともに、駅前広場空間の最適利用を図るべき」としている。
【参考】関連記事としては「自動運転時代は「時速40km」制限——その納得がいく理由」も参照。
自動運転時代は「時速40km」制限——その納得がいく理由 https://t.co/IZZsi9yU5M @jidountenlab #自動運転 #速度 #スピード制限
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 23, 2019