半導体設計大手の英アーム(Arm)は2019年6月3日までに、パイオニア株式会社とモビリティ分野における協業を強化すると発表した。交通事故の削減を目指し、AI(人工知能)を活用したデータ分析や行動予測・事故予測モデルの構築に関する開発を共同で進めるというものだ。
共同開発ではパイオニアの先進運転支援システム「Intelligent Pilot」を基盤とし、同社のデジタル地図データの分析技術とアームのデータプラットフォーム構築や分析に関する知見をマッシュアップして進めていくという。
アーム社は報道発表で「『事故リスク予測プラットフォーム』を構築することで、例えば、事故リスクの高い地点を運転中のドライバーに通知するなど、交通事故削減に高い効果の見込まれる注意喚起をドライバーの状況に応じて行うことが可能となります」としている。
【参考】関連記事としては「半導体設計最大手の英アーム、世界初の自動運転対応プロセッサ 安全性向上、普及も後押し ソフトバンク傘下」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 29, 2018