中国のトラック配車アプリ最大手の満幇集団(フル・トラック・アライアンス・グループ)が近く、10億ドル(約1100億円)規模の資金調達を実施する見込みとなっている。報道などによれば、日本のソフトバンクや中国のテンセントと交渉中とされている。
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同社は2017年11月創業。満幇集団はこれまでにもソフトバンク・ビジョン・ファンドやグーグル系投資ファンドなどから資金調達をしており、トラックの運転手と荷物を送りたい人をマッチングさせるアプリを開発している。
報道などによれば、中国を走る幹線輸送トラック約700万台のうち約520万台が満幇集団に既に登録されている。中国においては満幇集団は「トラック版ウーバー」とも呼ばれ、その存在感を増しつつある。
【参考】関連記事としては「中国スタートアップ、自動運転の「脳」完成へ1000億円資金調達 レベル4の搭載へ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 22, 2018