旅行業を中心にバス運行を行うWILLER株式会社(本社:大阪府大阪市/代表取締役社長:村瀬茂高)と、旅客鉄道事業大手の北海道旅客鉄道株式会社(本社:北海道札幌市/代表取締役社長:島田修)は2018年10月、共同で「北海道観光MaaSカンファレンス」を開催した。カンファレンスには道内の自治体や北海道外の事業者を含めて約100人が参加した。
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北海道観光MaaSカンファレンスは、北海道観光の将来に向けた市場創造を目指す目的のほか、350億円規模の経済的損失をもたらした2018年9月6日の北海道胆振東部地震からの復興を後押しするために開催された。
会では、北海道東部で利用されている観光プラットフォーム「Nature Pass」を観光MaaSとして一層飛躍させるための施策の検討などが行われた。発表によれば、Nature Passは「2023年に年間50万人・消費額250億円」を目指しているという。
【参考】関連記事としては「MaaSとは? 読み方や意味・仕組み、サービス・導入事例まとめ|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 9, 2018