中国自動車大手の浙江吉利控股集団(本社:杭州市/董事長:李書福)が、独自動車メーカー大手ダイムラーと合弁会社設立の交渉に入ったことが2018年10月12日までに明らかになった。中国での配車サービスをローンチするためとみられる。現地メディアなどが報じた。
吉利は2018年2月にダイムラー株の約10%を約1兆円で取得して筆頭株主となっており、両社による事業展開に注目があつまっていた。
吉利が傘下に置く企業の中には、配車サービスのスタートアップ企業である曹操専車(本社:杭州市)がある。曹操専車は中国各地で1万人以上の運転手を抱え、既に1日平均で15万件の配車実績があるとされる。吉利とダイムラーによる配車サービスの提供には、この曹操専車も関わる可能性が大きい。
【参考】関連記事としては「独ダイムラー、ウーバー競合のtaxifyに資本参加 ライドシェア投資加速|自動運転ラボ」も参照。
日本からは少し遠い、アフリカと欧州での競争 独ダイムラー、ウーバー競合のtaxifyに資本参加 ライドシェア投資加速 https://t.co/WLlB3oMJbi @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) May 30, 2018