独ダイムラー、ウーバー競合のtaxifyに資本参加 ライドシェア投資加速

エストニア企業、総額190億円獲得



ドイツ大手自動車メーカーのダイムラーが、エストニアのライドシェア企業Taxify(タクシファイ)に資本参加することが2018年5月30日、明らかになった。英ファイナンシャル・タイムズが報じた。


タクシファイ社がダイムラー社の主導で1億7500万ドル(約190億円)の資本増強を行う形。ダイムラー社はドイツ国内のライドシェア大手MyTaxi(マイタクシー)の主要株主でもあり、今後もライドシェア各社との協業を加速していく考えとみられる。

同社のライドシェアサービスは欧州やアフリカにおいて、米ライドシェア最大手ウーバー・テクノロジーズと熾烈なシェア獲得競争を繰り広げている。報道などによると、既に世界25都市で累計1000万人がサービスを利用している。

今回の資本増強によってタクシファイ社は、既存サービスの技術開発とシェア獲得に向けたPR部門などに一層注力してしていくほか、早い時期にサービス提供エリアを40都市にまで拡大していきたい考えだ。


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