トヨタ株、2018年9月は2.8%高で取引終了 自動運転やAI開発に注力

28日は87円高の7095円



2018年9月28日の株式市場で、自動運転技術の開発にも力を入れているトヨタ自動車(本社:愛知県豊田市/代表取締役社長:豊田章男)=東証1部・7203=株は反発し、前日より87円高(1.2%高)の7095円で取引を終えた。株価の値上がりは2日ぶり。月初の6816円と比べると279円高(2.8%高)で2018年9月の取引を終えた形となる。


2018年9月は、日本自動車工業会の主導でトヨタ自動車を含む10社が、2020年の東京オリンピック直前に自動運転の実証実験を開始することが明らかになった。またトヨタが2018年の世界生産計画台数を上方修正したことも判明している。

またこの日の自動運転関連ニュースとしては、損害保険ジャパン日本興亜が自動運転向けサポートなどを検証・研究するためのサービス拠点の開設に関するニュースなどが報じられた。中国ネット大手アリババグループが自動運転レベル4(高度運転自動化)相当の物流専用自動車をローンチするという話題もあり、自動運転業界への注目が高まった。

【参考】関連ニュースとしては「損保ジャパン、自動運転車の事故トラブル対応サービスの研究拠点を開設 ティアフォーなどと実証実験も|自動運転ラボ」も参照。



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