測定機器の専門商社である株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区/代表取締役社長:五味勝)は2018年9月11日までに、世界初のTrue-Solid-State型マルチビーム方式LiDAR(ライダー)である自動運転車用センサー「XenoLidar」の販売を開始した。
LiDARはレーザーの照射と反射光の検知で周辺環境を測定する光学センサー。Solid State(ソリッドステート)型のLiDARは回転しながら360度にレーザー光を放つLiDAR製品と異なり、可動部分と回転機構を持たないため壊れにくく、設置場所の自由度も高まることが特徴。低コスト化にも適していると言われている。
XenoLidarはベルギーのXenomatiX社が開発したもの。同社によると、このLiDARでは200メートル先まで正確に検知・計測が可能で、昼夜・天候と問わずに使用が可能だという。
LiDARは自動運転車の「目」と呼ばれ、カメラやミリ波レーダー、超音波センサーなどと並んで自動運転におけるコアセンサーの一つと呼ばれている。
【参考】LiDARについては「LiDARとは? 自動運転車のコアセンサー 機能・役割・技術・価格や、開発企業・会社を総まとめ|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 26, 2018