自動運転×VR、凸版印刷が1300年前の平城宮の姿を社会実験で

小型の自動運転車「Milee」を使って



出典:凸版印刷プレスリリース

印刷大手の凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿秀晴)は2019年11月22日、奈良県の平城宮跡歴史公園で国土交通省が実施する社会実験に参画すると発表した。

この社会実験の名称は「パークスマートチャレンジ」で、凸版印刷はこの社会実験の中で「自動運転」と「VR(仮想現実)映像」を組み合わせた取り組みを行う。


具体的には、小型の自動運転車「Milee」に乗った人が公園内を移動しながら、VR映像で再現された1300年前の平城宮の姿を体感できるというもので、自動運転車における「ガイド的」な役割をVRに担わせることが可能かなどを検証するようだ。

自動運転での走行はNTTドコモとPerceptIn Japan社と共同で取り組む。実証実験は11月29日〜12月1日、12月7〜8日と21〜22日だという。凸版印刷は報道発表で「今回の社会実験を通じて、国営平城宮跡歴史公園の更なる活性化・集客力向上を目指します」としている。

【参考】関連記事としては「凸版印刷とZMPの無人物流システム、NEDOの実証実験で活躍」も参照。


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